台風第17号進路予想と似た進路を通過した台風

9月19日現在、沖縄の南に位置する台風第17号は、今後、沖縄地方、東シナ海、日本海方面に向けて北上することが予想されています
今後予想される経路と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2018年台風第7号、1991年台風第19号、1984年台風第10号などがありました。

2018年台風第7号

6月29日に日本の南で発生し、ゆっくりとした速度で西へ進んだ後、沖縄の南で発達しながら北よりに向きを変え、北上を続けた。
2日には久米島にかなり接近し、九州の西海上を北上後、4日には対馬海峡を抜けて日本海を北東に進んだ。
死者・行方不明者4人、負傷者25人、全壊16棟、半壊54棟、一部破損33棟、床上浸水166棟、床下浸水651棟(情報元:各都道府県)。

1991年台風第16号

9月26日に宮古島の東を北上した後、27日に大型で非常に強い勢力を保ちながら佐世保市の南に上陸した。
上陸後は加速しながら日本海を北東に進み、28日に大型で強い勢力で渡島半島に再上陸し、千島近海で温帯低気圧に変わった。
死者62人、負傷者1499人、全壊・流失506棟、半壊・一部破損169941棟、床上浸水5344棟、床下浸水17621棟(情報元:気象要覧第1106号)。

1984年台風第10号

8月18から19日にかけて宮古島と沖縄本島の間を通過した後、東シナ海を北上、日本海に進み、22日に日本海北部で温帯低気圧となった。
死者1人、負傷者9人、全壊3棟、半壊・一部破損47棟、床上浸水135棟、床下浸水92棟(情報元:気象要覧第1020号)。

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