予想される海溝型地震一覧(地震本部より)

海溝型地震長期評価
(発生確率が50%以上のものは🚨をつけている)

●十勝沖及び択捉島沖(17世紀型の超巨大地震)
マグニチュード : M8.8以上
30年以内の発生確率 : 7~40%程度

●色丹島沖及び択捉島沖
マグニチュード : M7.7~8.5前後
30年以内の発生確率 : 🚨60%程度

●根室沖
マグニチュード : M7.8~8.5程度
30年以内の発生確率 : 🚨80%程度

●十勝沖
マグニチュード : M8~8.6程度
30年以内の発生確率 : 9%程度

●青森県東方沖及び岩手県沖北部
パターン①
マグニチュード : M7.9程度
30年以内の発生確率 : 5~30%程度
パターン②
マグニチュード : M7~7.5程度
30年以内の発生確率 : 🚨90%以上

●岩手県沖南部
マグニチュード : M7~7.5程度
30年以内の発生確率 : 30%程度

●宮城県沖
パターン①
マグニチュード : M7.9程度
30年以内の発生確率 : 20%程度
パターン②
マグニチュード : M7~7.5程度
30年以内の発生確率 : 🚨90%程度

●青森県東方沖から房総沖の海溝寄り
(プレート間地震)
マグニチュード : Mt8.6~9
※Mtは津波マグニチュードのことである。
津波マグニチュードとは津波の高さから
求められる地震規模つまりマグニチュードであり
モーメントマグニチュード(Mw)より
0.5~1前後値が大きくなる。
このためMt8.6~9は
モーメントマグニチュードに換算すると
M7.5~8.5程度と考えてよい。
30年以内の発生確率 : 30%程度

●青森県東方沖及び岩手県沖北部から茨城県沖
(沈みこんだプレート内の地震)
マグニチュード : M7~7.5程度
30年以内の発生確率 : 🚨60~70%

●日本海溝の海溝軸外側
マグニチュード : M8.2前後
30年以内の発生確率 : 7%

●東北地方太平洋沖地震型の超巨大地震
※東日本大震災を引き起こした地震の名称が
平成23年東北地方太平洋沖地震である。
東北地方太平洋沖地震の規模はM9.0だと
考えられている。
マグニチュード : M9
30年以内の発生確率 : ほぼ0%

●茨城県沖
マグニチュード : M7~7.5程度
30年以内の発生確率 : 🚨80%程度

●福島県沖
マグニチュード : M7~7.5程度
30年以内の発生確率 : 🚨50%程度

●北海道北西沖
マグニチュード : M7.8程度
30年以内の発生確率 : 0.006~0.1%

●秋田県沖
マグニチュード : M7.5程度
30年以内の発生確率 : 3%以下

●佐渡島北方沖
マグニチュード : M7.8程度
30年以内の発生確率 : 3~6%

●相模トラフ周辺のプレート沈みこみに伴う地震
マグニチュード : M6.7~7.3
30年以内の発生確率 : 🚨70%程度

●相模トラフ沿いの巨大地震
(1293年永仁地震や1703年元禄関東地震、
1923年大正関東地震など)
マグニチュード : M7.9~8.6
30年以内の発生確率 : 0~6%

●南海トラフにおける超巨大地震
(684年白鳳地震、887年仁和地震、1096年
永長地震、1361年天正東海南海地震、
1498年明応地震、1605年慶長地震、
1707年宝永地震、1854年安政東海南海地震
、1944年昭和東南海地震、
1946年昭和南海地震などがある。
書物などに記録されていない地震や真偽が
判断できない記録は含めていない)
※南海トラフは南海、東南海、東海の水深
4000mにある延長700㎞の深い溝である。
平均88.2年の頻度でM8~9の超巨大地震を
引き起こしている。
マグニチュード : M8~9.1
30年以内の発生確率 : 🚨70~80%

●安芸灘~伊予灘~豊後水道のプレート内地震
マグニチュード : M6.7~7.4
30年以内の発生確率 : 40%程度

●日向灘のプレート内地震
マグニチュード : M7.6前後
30年以内の発生確率 : 10%程度

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